取り付け不要! 便利なポット型浄水器

2019/02/12 | 
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ポット型浄水器の魅力と選び方

水の安全性に関心が高まり家庭に浄水器が必須の時代ですが、浄水器は蛇口直結一体型、据え置き型、ビルトイン型タイプなど様々なタイプがあります。その中でも価格、使い勝手の手軽さ、置き場所に困らないなどコスパ面で優れているのがポット型の浄水器です。
今回はポット型浄水器の魅力と選び方のポイントなどをご紹介します。

ポット型浄水器なら持ち運びが可能!

ポット型浄水器なら持ち運びが可能!

浄水器を設置したいけれども、台所が狭い、取付出来ないなどの理由で諦めている方におすすめなのがポット型浄水器です。
ポット、つまりピッチャーのような形をした容器と、水道水をろ過して浄水するカートリッジと呼ばれるフィルターがセットになった商品で、ホームセンターや家電量販店、ネットショッピングなどで多くの種類が販売されています。
・簡単に使えてコスパが良い
ポット型浄水器の最大のメリットは、標準的容量は1~2ℓと比較的軽量で、しかも持ち手と注ぎ口が付いており、持ち運びが可能だということです。浄水しながら冷蔵庫に入れておけばそのまま冷やすことができますし、食卓に置いても邪魔になる大きさではありません。
価格も1,000円台から販売されており、ほかの浄水器に比べると安価でもあります。
置き場所を選ばない手軽さで、安全なお水を気軽に作ることができる。これがポット型のメリットです。面倒な工事もなく、浄水器を試してみたいと考えている方には、入門編としては最適です。
・ポット浄水器の時間と容量
ポット型浄水器が他の浄水器と大きく異なるのは、時間と容量です。
まず、時間とは、水道水をろ過する時間です。ポット型浄水器は、他の浄水器と比べ、ろ過の時間がかかります。機種と容量によって異なりますので一概に何分とは言えませんが、数分かかると思ったほうが良いでしょう。
そのため、据え置き型やビルトインタイプと異なり蛇口をひねれば直ぐおいしいお水が飲めるということはありません。
さらに、ポット型浄水器は、ポットの容量しか作ることができません。
例えば、夕飯の仕度。お米をといで、焚くのに使い、さらに煮物にも使おうという場合、ひとつのポット型浄水器では容量が足りない可能性があります。

ポット型浄水器を選ぶ4つポイント

ポット型浄水器を選ぶ4つポイント

簡単に安全できれいな水を作ることができるポット型浄水器ですが、その種類は多彩です。メーカーによって形、サイズ、カートリッジの違いがあります。 どういった基準で選ぶと良いのでしょうか。
・デザインとサイズは家族構成で選ぶ
1人暮らし用なのか、家族で使うのかによっても容量が変わってきますし、同じ容量でもメーカーによってデザインやサイズが異なります。また、サイズの大きいものを買っても冷蔵庫に入らない場合もあります。まずはご自宅の冷蔵庫をしっかり把握し、しっかり収まるデザインとサイズのものを選ぶことが大切です。
・カートリッジの性能をしっかりチェックして選ぶ
ポット型浄水器は、カートリッジによって水道水をろ過するものですが、商品によってろ過の際に除去できる物質が異なります。基本は国で定めた家庭用品品質表示法による13項目ですが、商品によってはカルキやカビの臭いだけを除去するものもあります。
安全できれいな水を手にいれるために購入したのに、除去できる物質が少ないなどということがないように、カートリッジの性能をしっかりチェックしましょう。
・ろ過速度で選ぶ
ポット型浄水器は、商品によってろ材の種類(中空糸膜が入っていると通水時間が長くなる)が異なるため、ろ過時間が異なります。数分で終わるものから数十分かかるものまでありますので、ろ過の速度を確認してから選ぶことが大切です。
・交換して長期的に使うカートリッジはランニングコストを考えて選ぶ
ポット型浄水器の要になるのが、お水をきれいにするろ過装置、カートリッジです。容器であるポット自体は壊れるまで使うことが可能ですが、肝心のカートリッジは定期的に交換が必要です。同じメーカーでもポット型浄水器の種類によってカートリッジが異なる場合もあります。
カートリッジは交換して長期的に使うものなので、カートリッジのランニングコストを考えて選ぶようにしましょう。

ポット型浄水器のお手入れ方法

ポット型浄水器のお手入れ方法

ポット型浄水器は、ポット本体とカートリッジでお手入れの方法が異なります。 ポット本体は定期的に掃除を、カートリッジであれば交換時期を守った交換が必要です。
・カートリッジの交換時期
商品によりカートリッジ交換時期は異なりますが、2か月~半年に1度の割合での交換を目安としている商品が多いです。 また、カートリッジは食器用の中性洗剤などでの洗浄が禁止されているので気を付けましょう。
・ポット本体は分解して定期的に洗う
ポット本体は、パーツを取り外し、食器用の中性洗剤で洗えます。洗浄後、洗剤成分をよく洗い流すことも大切です。このとき清潔で柔らかなスポンジを使うことが大切です。クレンザーなど研磨剤が入った洗剤でタワシなど硬いもので洗うとキズがつく恐れがありますので注意してください。
vikura浄水ポットはガラス容器なので、長く清潔に使用することができます。

ポット型浄水器は手軽な反面事前の浄水が必要になる

ポット型浄水器は手軽な反面事前の浄水が必要になる

ポット型浄水器の最大の魅力は、低価格かつ取り付け不要で手軽に浄水した水を飲めるとこにあります。その反面、取り付け型の浄水器に比べると、食事や料理の際に事前に浄水しておく必要があります。
ポット型浄水器を選ぶ際は、メリットだけでなく、抑えておくべきポイントも考慮して購入を検討してみてください。