買う前にしっかり調べよう!浄水器の選び方
「浄水器がほしい」と感じたら、買う前にリサーチをすることをおすすめします。
なぜなら、浄水器にはさまざまな種類があり、用途や利用人数によって適しているタイプが異なるからです。
今回は、浄水器を選ぶコツと、おすすめの浄水器を3つピックアップしてご紹介します。
浄水器が欲しくなるタイミングって?
では、どのようなタイミングで浄水器の購入を検討しはじめるのでしょうか。
▼水に臭みを感じたとき
水道から水を汲んで飲んだときに臭みを感じたときに、浄水器の購入を検討しはじめる人が多くいます。
臭みは水の美味しさを損なう原因です。臭みの原因は、水道管にこびり付いた錆の混入や消毒殺菌に使われる残留塩素によるカルキ臭、カビ臭にあります。
▼水道水と浄水の味の違いを感じたとき
水道水だけを飲んでいると気づかないかもしれませんが、浄水と飲み比べることで美味しさを感じる場合があります。
ろ過された水を使うことで、スープやお酒の水割りも美味しくまろやかに感じるはずです。
また、ここからは浄水器を使った方がいいタイミングも併せてご紹介します。
▼野菜を洗うとき
殺菌・消毒に使われる塩素は人体への影響は大きくありませんが、野菜のビタミンを壊してしまうことがあります。
野菜を洗うときは、水道水ではなく浄水器でろ過した水を使用するのがおすすめです。
生活に合わせた浄水器選び
浄水器と一口にいっても、さまざまなタイプがあります。主に市場に出回っているのは4種類です。
1つ目が蛇口直結型です。家のキッチンに元々ある蛇口に直接取り付けて使用します。
取り付け、取り外しが簡単で使いやすい反面、カートリッジが小さく、高頻度での交換が必要であるところが難点です。
2つ目がポット型です。フィルターがついたポットに水道水を入れておくことで、ゆっくりとろ過して浄水を作ってくれます。入れておくだけという簡単さが魅力ですが、ろ過速度がゆっくりなので、すぐに浄水を使いたい人には適していません。
また、一度に作れる浄水の量が限られているので、飲み水以外にも使用したい人は、ポット型以外の浄水器を検討しましょう。
3つ目は据え置き型です。本体をキッチン上に置き、ホースで蛇口と繋げて使用します。
蛇口直結型やポット型と比べて処理できる容量が大きいので、飲み水だけではなく料理などにも使いたい人におすすめのタイプです。また、カートリッジも大きいので、交換頻度が半年〜2年に1回で済みます。
ただし、キッチン上に浄水器本体を置かなくてはならないので、あまり狭いキッチンには適していません。
4つ目はビルトイン型です。シンク下に本体を設置し、給水管と接続して使用します。処理可能容量は据え置き型と同じくらいで、たっぷり浄水を使いたい人にぴったりです。浄水器本体がキッチン上にないのでスッキリします。
ただし、シンク下への設置工事が必要なので、初期費用が他のタイプと比べて大幅にかかります。
浄水器を選ぶときには、生活スタイルに合わせてどのタイプにするのか比較検討することをおすすめします。それでは、具体的にどのタイプがどんな生活スタイルに合っているのか見ていきましょう。
▼浄水器を使う人数
まず考えたいのが、浄水器を使うのが何人かということです。大人数であればその分水を使う量も増えるので、処理容量が大きい浄水器がぴったりです。
具体的には、一人暮らしや二人暮らしであれば蛇口直結型やポット型、小さめの据え置き型がおすすめです。
対して、3人以上の家族であれば、据え置き型やビルトイン型が適しているでしょう。
▼利用用途
次に考えたいのが、浄水の利用用途です。浄水器でろ過された水をどこに使おうと考えているかによって、浄水器の選び方が変わります。
飲み水だけを綺麗にしたいと考えているのであれば、ポット型や蛇口直結型で十分です。
対して、野菜を洗ったりお米を研いだりといった料理にも浄水を使いたい場合は、容量の大きな据え置き型やビルトイン型を選ぶことをおすすめします。
おすすめの浄水器3選
1.スーパーアクアセンチュリー
据え置き型浄水器である「スーパーアクアセンチュリー」は、1日30Lを使用して2年間使えるという大容量さが魅力です。飲み水だけではなく料理にも水をたっぷり使えます。また、スタイリッシュなデザインなので、キッチンの見た目を邪魔しません。
不純物や有害物質もしっかり除去してくれる高性能さもうれしいポイントです。
4〜5人家族に適しており、価格は88,000円です。
2.アクアセンチュリープラス
アクアセンチュリープラスは、コンパクトでシンプルな見た目が魅力の据え置き型浄水器です。
JIS規格によって定められた13項目の物質を、活性炭と中空糸膜フィルターの組み合わせでしっかり除去してくれるところがポイントです。
1日30Lの使用で1年間もつので、まろやかで美味しい水を毎日たっぷり使えます。
4〜5人家族にぴったりで、価格は27,000円です。
3.vikura浄水ポット
「vikura浄水ポット」は、飲みたい分だけ美味しい水を作れるポット型の浄水器です。シンプルな見た目で、冷蔵庫のポケットに収まりやすいサイズ感です。
また、カートリッジの交換忘れ防止のダイヤルがついています。
価格が4,000円と、手軽に浄水器を取り入れやすいところもポイントです。